「小さな香りで心が整う — 無印のアロマストーンを買ってよかった話」

忙しい日が続くと、家の中にいても気持ちが休まらないことがあります。頭の中は次の予定でいっぱいで、座っているのに落ち着かない。そんな日々の中で出会ったのが、無印良品の 「アロマストーン」 でした。

最初は「ただの小さな石で、本当に変わるの?」と思っていました。でも、使ってみたらその考えはすぐに変わりました。アロマオイルを数滴落とすだけで、空間にふわっと香りが広がり、深呼吸したくなるような空気に変わったのです。

このストーンが好きな理由は、“香りが主張しすぎないこと”。加湿器やディフューザーのように蒸気も音もライトもなく、ただそこにあるだけ。なのに、ふと立ち止まるきっかけをくれる。不思議と気持ちのスイッチが静かに切り替わっていきます。

それ以来、私は寝る前や朝の支度中、そして仕事の合間など、“自分と向き合いたい時間”のそばにこのストーンを置くようになりました。香りには、“過去でも未来でもなく今に戻してくれる力”がある気がします。落ち込んだ日も焦る日も、香りと共に深呼吸をひとつ。たったそれだけで、心のざわつきがすっと整うことがあります。

高価な道具ではないし、特別な手間もいりません。アロマストーンは、「余白をつくる小さな名品」だと私は思っています。暮らしの中にほんの少しだけ良い香りがあるだけで、自分を大切にしている感覚が生まれる。それは、今の私にとって欠かせない習慣です。